[出産体験談]わんぱく娘が我が家にくるまで
こんにちは。
今日はわんぱく娘が我が家にやってくるまでの出産体験談を書かせて頂きます。
2007年1月のお話です。
ちなみに
- 20代の初産
- 単胎
- 平均よりは痩せてたかな(今はだいぶ太りましたが)
- 妊娠7ヶ月でアルバイトを辞めて、だらだら妊婦
- 検診では体重増加を注意される以外問題なしの健康妊婦
- 実母と同居しているので、里帰りはなし
15:00頃
夕飯の買い出しへスーパーに行く途中、少しお腹が張るなーと感じるも、まだ38週だし気のせいだと思い込む。
夕飯の支度中もお腹に違和感があり、「そろそろ産まれてきても良いけど、昨日残したドゥーブルフロマージュ食べ終わるまでは待ってー」とお腹に話しかける。
その後は違和感がぴたりとなくなり、やっぱり気のせいか前駆陣痛だったのかなと思う。
21時頃
ドゥーブルフロマージュを食べ終わって一息ついた途端またお腹に違和感が。
まさかなーと思いつつ、母に「ドゥーブルフロマージュ食べたら本当にまたお腹張ってきた!」とふざけながら伝えると、「陣痛なんじゃないの??病院に電話したら?」と言われ、一応電話する。
案の定、「前駆陣痛だと思うからもう少し様子見てみて」と言われ、電話を切る。
仕事でまだ帰ってきていない主人に一応ラインしておく。
22時頃
定期的にわりと痛くなってくる。
でももしこのまま出産になったら2日くらいはお風呂に入れない!と思い、痛みで笑いが出るほどテンションMAXでシャワーを浴びる。
上がった頃には定期的に動きが止まるくらいの痛みに。
ここで、もう一度病院に電話するも、「陣痛だとしても初産だしまだまだ産まれないから様子を見て」と言われる。
「結構痛いんですけど?」と言うと、「まだ普通に会話出来てるし、陣痛の痛みはそんなもんじゃないから。来たいなら来ても良いけど、たぶんまた家に帰って様子を見てって言われるだけだと思うよ。」と言われ、少しカチンとくる。
23時頃
主人が帰ってくる。
病院行こうか?と言われるも、助産師さんにまだ来るなって言われたからと断る。
あそこまで言われたら、ちゃんと帰されないくらいの本陣痛になってから行ってやるともはや意地になっていたと思う。
入院したら、四日間掃除出来ないからと思い、痛みの波の合間を縫って洗濯物や掃除機をする。
0時30分頃
とりあえず寝よう!とベッドに入るも定期的な痛みで眠れない。
ここでようやく陣痛アプリを使って時間を測ってみるとだいたい10分間隔。
もう一度病院に電話をすると、「だいたいじゃなくてちゃんと10分間隔になったらまた電話して」と言われ、そわそわしながらも待機。
1時30分頃
たぶん少し寝てたかな?(我ながらよく寝れたなと思う笑)
また痛みが増して来た気がして、時間を図ると5分間隔。
病院に電話をすると、「すぐに来てください!」と。
やっとかと思いながら出産準備のキャリーケースとリュックを持って、車に乗り込む。
この時、こんな状況を知りもしない母は爆睡中。
仕事で疲れてるし、産まれるとしても昼頃だろうからまだ伝えなくて良いやと何も言わないまま出発。
(私が出産した病院は面会時間外の立会いは主人以外NGなので、どうせ伝えたところで母は留守番)
2時頃
主人に運転してもらい、自宅を出る。
病院までは車で20分程。
もうすぐ先生に診てもらえると思うと、安心したのか耐えられない程の痛みに。
車の中ではもういきみたくなっていた。
2時20分頃
病院到着。
たぶん間隔はもう3分くらい。
痛みの波が来ると歩けないので、合間を縫って何とか病院内へ。
助産師さんが待っていてくれて、「もう産まれそうだね。よくここまで我慢できたね。」と言われ、「来るなって言ったのそっちだけど。」と思いながらも、病院に着いたことにめちゃめちゃ安心したのを覚えてる。(たぶん電話の助産師さんとは違う人かな?普通に優しかった)
2時30分頃
陣痛室に案内され、先生に伝えてくるから、ピンクの可愛い手術着?院内着?みたいなのに着替えて待ってるように言われる。
痛すぎて自分じゃ絶対着替えられないけど?と思いながら、スローモーションで着替える。
ベッドに寝転んでみたけど、物凄くいきみたくなってどうにも出来ない。
助産師さん早く戻ってきて!と思いながら、割と意識がとびそう。
2時40分頃
助産師さんが戻ってきて「まだいきんじゃダメよー赤ちゃん苦しくなっちゃうからー」と言われ、正気に戻り、耐える。
陣痛を図る器具をお腹につけられて子宮口を見てもらうともう7センチ開いてた。
すぐ8センチになり、助産師さんが慌てながら、分娩室の準備をしてた。
2時50分頃
じゃあ分娩室まで行こうと言われ、マジで歩いて行くの?と思いつつ、助産師さんの後をついて行く。
分娩台に乗ると、すぐに破水したみたいで、助産師さんたちがあららあららと焦ってた。
酸素マスクをつけられて、点滴の針を刺されたみたいだけど、あまり記憶にない。
3時頃
やっと先生登場!
もう頭が見えていたので、すぐに局所麻酔をして会陰切開。
私、内部的な痛みには強い自信があったけど、外部的な痛みは本当に苦手。
産む前はインターネットで調べて会陰切開が怖くて怖くて仕方なかったんですが、全く痛みは分かりませんでした。
(後でお産が早すぎて、切開する前に殆ど裂けていたと言われました。これが後に私を苦しめることになるのですが、それはまた別の記事で書きたいとおもいます。)
3時8分
またいきみたくなって2、3回力を入れるとポンっと産まれてきました。 2714gの小さめだけど、元気な女の子。
感動よりも「産むの早くない?初産は12時間〜24時間くらい陣痛に耐えて、旦那さんにボールでいきみのがししてもらったりするもんじゃないの?そういうのやりたかったんだけどな」と色々考えてた(笑)
主人が助産師さんに赤ちゃん見てみてと私の足側にあるベビーベッドの方へと呼ばれて、色々丸見えでやだなと思いながら、会陰切開の縫合をされました。
この後やっと赤ちゃんとご対面。
カンガルーケアで胸元に置くとすぐにおっぱいを飲んでくれました。
ここでやっと実感が湧いて感動したのを覚えています。
私の出産はすごく安産だったのだと思いますが、めちゃめちゃ痛かったです。
早すぎてもう少し病院に行くのが遅かったら、家で産まれていたかもと思うとゾッとします。
でも、そんな我が子も元気にすくすくと育ってくれて、現在1歳6か月になりました。
こんなに大切な存在に出会えるなら出産の痛みなんて安いもんだなと思えます。
これから出産を控える妊婦さんも辛いと思いますが、赤ちゃんに会えるのを楽しみに頑張ってほしいです。